設立趣旨


「このまちに生まれ育ってよかった」

と思える地域づくりを目指して  

  
近年、「積極性がない」「自立していない」「自己肯定感が低い」など子どもたちに関わる様々な問題点が指摘されています。 
また、地方にとっては「地域で育った子どもたちが大人になっても戻ってこない」ことも大きな課題となっています。 
しかし、この問題の原因は子ども達だけにあるのではありません。私たち大人が地域の中に子どもたちが健全に育つための「積極的に自分を表現できる場」「自分で考え自由に活動できる場」「自分を好きになる機会」を十分に保障できていないことも大きな原因ではないでしょうか。今そうした場を地域に作ることが必要だと考えます。 
ただし、そうした場は大人が一方的に作り、子ども達に用意をしてあげればいいというものではありません。子ども達が自分達の居場所をつくりあげていく過程を温かく見守り、時には共に動き、時には影ながら支援をする大人が必要です。 
 
特定非営利活動法人ちゃいるどふっどは「子どもの“今”を大切に」「子ども達に本物の体験を」「子どもと大人は地域を作るパートナー」をコンセプトに次の活動に取り組みます。 
 
(1)  子ども達の居場所づくりを支援し、子ども達と地域をつなげていく 
(2)  楽しい原体験のできる機会を地域と共に作っていく 
(3)  子ども達が社会に声をあげられる機会づくり、また子どもたちの声を聴く社会づくり 
 
私たちはこれらの活動を通して子どもたちが「このまちに生まれ育ってよかった」と思えるまちづくりを目指します。 
子どもたちは未来を担う大人となる貴重な存在である以前に、「今を生きる」大切な存在です。その子ども達の「今」を何よりも大切にすることで、子どもたちは「このまちに生まれ育ってよかった」と感じ、「将来このまちに戻ってきたい」と思ってもらえるのではないでしょうか。 
私たちの地域で生きる子ども達がそんなかけがえのない大切な「子ども時代(Childhood)」を充実して過ごせることを願って、特定非営利活動法人ちゃいるどふっどを設立します。 


事業内容

NPO法人ちゃいるどふっどは「子どもの“今”を大切に」「子どもたちに本物の体験を」「子どもと大人は地域をつくるパートナー」
をコンセプトに現在次の事業に取り組んでいます


冒険遊び場(プレイパーク)づくり事業

子ども達が「自分たちで考えて自由に遊ぶ」ことのできる遊び場づくりを支援します。また、冒険遊び場は遊びを通して子どもから大人までみんなが楽しめる交流の場となっています。
<冒険遊び場とは>
日本冒険遊び場づくり協会 https://bouken-asobiba.org/ 

子どもの居場所づくり事業

子ども達の放課後に友達とのんびりと過ごせる居場所を。
遊びや学習、各々が自由に過ごすこすことが保障されている居場所づくりの支援を行なっています。



中高生のプロジェクト立ち上げ支援

中高生もひとりの地域住民として自分たちの住んでいるまちについてや、学校等身の回りのことについて「こうなったらいいのに」という思いを持っています。そんな思いを実現するためにプロジェクトの立ち上げ、実施の支援を行ないます。

プレイワーカー・講師派遣

屋内外を問わず子どもたちの遊び場へのプレイワーカーの派遣、居場所スタッフの研修への講師派遣、遊び場づくりのデザイン相談など、子ども達や子どもに関わる大人を対象とした事業の支援を行なっています。